アロン化成株式会社|注目材料で試作してみた【エラストマー】前編
PlaQuickで試作を行うことの大きなメリットとして、量産時と同じ材料で試作ができるということが挙げられます。
3Ⅾプリンタや注型では使用できる材料が限られますが、PlaQuickの射出成形では量産時と同じ材料が使用できる為、特徴のある樹脂で試作・評価をすることができます。
今回はゴムのような弾性を持ちながら、通常の熱可塑性樹脂と同じように射出成形ができる「熱可塑性エラストマー」について御紹介します。
エラストマーとは
本来の意味は「弾性を持つもの」で、ゴムなどの伸び縮みするものの総称です。
日本では、一般的に以下の2つに分けられます。
➀ 熱可塑性エラストマー (エラストマー、TPE)
➁ 熱硬化性エラストマー (ゴム)
熱可塑性エラストマーは射出成形が可能です。また、スクラップ等のリサイクルが可能な為、環境にやさしい樹脂です。
弾性の確認動画はこちら↓
熱可塑性エラストマーで成形すると、弾性をもつ成形品ができます。
熱可塑性エラストマーの特徴とメリットは表1の通りとなります。
表1
また、成形工程も短くなるのでコストダウンが期待できます。
今までシリコン注型で試作をされていた方、弾性を求める製品でお困りの方、PlaQuickでは熱可塑性エラストマーでの試作が可能です。
低コスト、短納期のPlaQuickで試作を行ってみてはいかがでしょうか?
*エラストマー後編記事はこちら
⇒ アロン化成株式会社|注目材料で試作してみた【エラストマー】後編
取材協力 アロン化成株式会社
エラストマーグループ 清水様
アロン化成株式会社エラストマー製品サイト
https://www.aronkasei.co.jp/elastomer/
ご興味がございましたら簡易見積をご利用ください。
https://www.plaquick.com/estimate
2021.06.10
PlaQuick編集部 柿沼