【PlaQuick採用事例vol.7】スマートシューズ「ORPHE TRACK」部品の試作
ウエアラブル端末の進化は早く、それぞれにユニークな機能が搭載されていることで注目されています。
株式会社no new folk studio社で開発する「『ランナーを進化させるスマートシューズ』ORPHE TRACK」の試作に、弊社PlaQuik射出成形を採用いただきました。
PlaQuick射出成形の採用に至る経緯や今後の展望について、開発担当である宮田 知起様にお話を伺いました。
目次
株式会社no new folk studioについて
- 会社名:株式会社no new folk studio
- 担当者:宮田 知起様(ORPHE SHOES Unit)
- 業界:IT機器
- 目的:ランナーを進化させるスマートシューズ「ORPHE TRACK」の試作
- 課題・要望:プロダクトの耐久性が必要な箇所に軽くて丈夫な樹脂製のパーツを使用したい
- カテゴリ:射出成形
- URL:https://orphe.io/
「履くだけで走りのすべてがわかる」
― 貴社について教えてください。
「ORPHE」というスマートシューズプラットフォームを提供している会社です。現在は主にランナー向けに「ORPHE TRACK」というプロダクトを展開しております。
― 具体的には、どのような製品を開発されていますか?
「ORPHE」を活用いただくにあたって必要となるセンサーモジュール、アプリ、シューズを開発しています。
― PlaQuick射出成形を採用いただいた目的は何ですか?
プロダクトの耐久性が必要な箇所、今回だとセンサーモジュールの筐体ならびにシューズのソールに軽くて丈夫な樹脂製のパーツを使用したかったのが目的です。
「走りを解析しリアルタイムでコーチング」
― 今回採用頂いた製品「ORPHE CORE 1.2」「SHIBUYA 2.0」はどういった製品ですか?
ランナー向けのプロダクト「ORPHE TRACK」を構成するセンサーモジュールとランニングシューズです。
「ORPHE CORE 1.2」はセンサーモジュール、「SHIBUYA 2.0」はランニングシューズの名称です。
センサーモジュールをランニングシューズに搭載いただきご使用いただく製品となります。搭載されたセンサーによって、ご自身のランニングフォームを解析することができ、その内容を弊社が開発している「OPRHE TRACK」というアプリ上で確認することができます。
― PlaQuick射出成形をお選びいただいた理由(決め手)は何ですか?
図面の提供から現物確認までの時間が早いというところが、採用させていただくのに一番の決め手でした。
― PlaQuick射出成形の採用によってどのような効果がありましたか?
センサーモジュールならびにシューズの開発スピードを格段に上げることができました。
― 今後の貴社開発展望をお聞かせいただけますか?
スマートシューズのプラットフォームをさらに世の中に広めていきたいです。
その為には多様なニーズに応えていく必要がある中、そのプラットフォームを一貫して開発できることが弊社の強みです。
プラットフォームの更なる品質向上のために、今後も開発面に力を注いでいければと思います。
- お問合せ先:株式会社no new folk studio
- 聞き手:金森産業株式会社 PlaQick事業部 泉 規靖
- 取材日:2020.09.30