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【PlaQuick採用事例vol.2】ウェアラブル端末『TelepathyWalker』試作に採用

ウェアラブル端末の進化ははやく、それぞれにユニークな機能が搭載されていることで注目されています。株式会社テレパシージャパン社で開発するウェアラブル端末『TelepathyWalker』の試作に、弊社PlaQuick射出成形を採用いただきました。

開発での苦労話や弊社サービスを活用いただいた経緯など、商品企画 日髙様にお伺いしました。

株式会社テレパシージャパンについて

  • 会社名:株式会社テレパシージャパン
  • 担当者:日髙 貴仁様(商品企画)
  • 業界:IT機器
  • 目的:ウェアラブル端末『TelepathyWalker』における人間の頭に装着するアタッチメントの開発
  • 課題・要望:強度と装着性をクリアするために試作・改良を繰り返さないといけない
  • カテゴリ:射出成形
  • URL:https://telepathywear.com/

ウェアラブル端末をビジネスに

PlaQuick_テレパシージャパン_イメージ1

 

― 御社ではどういったサービスを提供されているのですか?

ウェアラブル端末(スマートグラス)の企画から製造、販売、サービス、サポートまで一貫して行っています。また、ウェアラブル端末のOEMや、IoT機器を使ったソリューションのコンサルティングなども行っています。

 

― 具体的には、どういった製品を開発されていますか?

スマートグラスやスマートアイウェアと呼ばれるウェアラブル端末を開発しています。ARグラスなどの名称で呼ばれることもあります。顔に装着し、目の前に遠隔地の映像や、CGなどの映像を表示することができる機器です。

 

― 今回『Telepathy Walker』にPlaQuick 射出成形 をご利用いただいた目的は何ですか?

弊社が開発するウェアラブル端末(TelepathyWalker)の装着部分、人間の頭に装着するアタッチメントの開発のために採用させていただきました。

 

装着性向上に向けたトライアンドエラーの繰り返し

PlaQuick_テレパシージャパン_テレパシーウォーカー

 

― PlaQuick 射出成形 をお選びいただいた決め手は何ですか?

アタッチメントは人間の頭に装着する部分となるので、個人差をカバーして装着できる形を作る必要があります。ウェアラブル機器をしっかりと支えるためには、ある程度の強度と、装着しても痛くならないフィッティングの両方をクリアしなければなりません。そのため、何度も試作と改良を繰り返し、しかも安価に、短期間で行う必要がありました。

金森産業のPlaQuickでは、安価で少ロットの試作ができるにもかかわらず、素材や特性も選ぶことができ、金型を使った試作が2週間で出来上がります。少ロット、短期間で素材や特性にこだわった試作を繰り返す必要があったため、まさに必要となるサービスでした。

 

― 今後の貴社開発展望をお聞かせいただけますか?

ウェアラブル端末は装着性が重要です。特に、弊社が開発しているような頭部に装着するウェアラブル端末、スマートグラスは、ストレス無く装着し続けられることと、ズレることなく固定できることはもちろん、見える位置を調整するための可動部などが必要となってきます。

また、男女や大人から子供まで、様々な頭の形に対応するために、まだまだトライアンドエラーが必要です。既存のウェアラブル端末はもちろん、新しく開発する端末でも、装着性にはこだわって開発したいと思っています。

ウェアラブル端末の市場規模はまだまだ小さいですが、だからこそ、もっと身近なものになるように我々が市場を生み出していければとも考えています。

 

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