【複数樹脂材料での成形】
PlaQuickでは、量産前の試作として射出成形を用いることを推進しております。
開発段階での樹脂材料への要求はひとつだけではないはずです。
「耐熱性の高い樹脂材料で試作をしたい」
「強度のある樹脂材料で試作をしたい」
「弾力性のある樹脂材料で感触を確かめたい」
「樹脂に色をつけてみたい」
さらに量産に近い評価を試みる為に様々な比較もしたい、といった要望もあるでしょう。
「耐熱性の高い樹脂材料、かつ強度も欲しい」
「非強化とガラス入りとで比較をしたい」
「エラストマーといった弾力性ある樹脂で柔らかさの違い・質感を比較したい」
PlaQuickの各種サービスをご紹介する「こんなこともできるシリーズ」
第13弾は【複数樹脂材料での成形】です。
樹脂材料の種類やグレードを変えて試作を行いたいという場合が多いと思います。
また、マーケティング用で色違いの成形品が必要だという場合もあるかもしれません。
PlaQuickでは、
一度試作アルミ型を製作してしまえば、試作アルミ型の耐久範囲内であれば樹脂材料の種類を変えて試作成形が可能になります。
エラストマー白(左)、PA6-黒(真ん中)、アルミ+エラストマー黒(右)
色違いの樹脂成形も可能
■特徴
―耐久範囲内であれば繰り返し成形する事が可能です。
注)試作アルミ型は1年間保管が可能です。
注)試作アルミ型の耐久性は使用する樹脂材料やグレードで異なります。
―材料 ご指定の樹脂材料・グレードで成形可能です。
樹脂材料の調達や着色も弊社で対応できます。
―納期・費用 通常の追加成形と同様です。
■懸念点
―寸法 初回試作時の樹脂材料の収縮率で製作している為、
樹脂材料の種類やグレードを変更して追加成形を行うと寸法が変わる可能性があります。
収縮率が違うと成形後の寸法に違いがでます。
PlaQuickの試作アルミ型による射出成形は低コスト、短納期、幅広い樹脂材料が特徴です。
試作でお困りの方は一度お問合せ下さい。
2021.7.27
PlaQuick事業部