【表面加工】
試作の目的として「形状」「機能」「勘合」「外観」などの確認項目があげられます。
その中での「外観」としての見た目に幅を持たせることにも着手しました。
モノづくり、開発において少ロット多品種が増えつつある中、
PlaQuick射出成形ではその「少ロット多品種」に対して従来の短納期化を維持しつつ
表面処理もサービスのひとつとして対応しております。
これまでにお客様から頂いた要望により実現したPlaQuickの各種サービスをシリーズ化しました。
第9弾は【表面加工】です。
マシニング加工した金型の面には必ず「ツール目」といった刃物の加工跡が付きます。
そのため、加工跡をまずはペーパー等の研磨粗材で磨きます。
磨き落したら表面加工に入ります。
表面処理の工法は、金型の表面に細かい模様をつけ、成形品にその模様を転写する加工です。
一般的には薬品の融解によって金型に模様をつけることが多いです。
それを「シボ加工」と言います。
PlaQuick射出成形ではシボ加工ではなくガラスビーズを金型に吹き付けて模様をつけるブラスト方式を取っております。
シボ加工ではありませんが、高級感の演出といった意匠性の向上だけでなく、
滑り防止や傷・汚れを目立たなくするといった使用性の向上も期待できます。
■特徴
-仕様 弊社が保有する4パターンの粗さから選んで頂く形です。
仕様のお打合せの際にサンプルプレートをお見せし共有いたしますので、
双方で安心感があります。
-スピード 従来であれば、シボやブラスト加工は専用の業者で行う為、
2、3日かかる場合がありますが、
PlaQuick射出成形サービスでは自社工場内でブラスト加工を行っているため、
+1日程度の納期で対応可能です。
■懸念事項
-抜き勾配 ブラスト加工する部分の抜き勾配が小さいと離型の際、傷がつく場合がありますので
最低でも0.5度以上の抜き勾配を追加させていただく場合があります。
その場合は仕様書にて事前にご報告します。
-コスト ブラスト加工を行う場合は20,000~30,000円程度の追加費用が発生します。
短納期アイテムへのサポートをPlaQuick射出成形サービスは担っております。
ご興味ございましたら簡易見積りをご利用ください。
お待ちしております。
https://www.plaquick.com/estimate
2020.11.26
PlaQuick編集部