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【置きコマ】

 

モノづくり、開発において、多くの機能をもたせる為に複雑な形状が増えました。

その複雑な形状の大半はアンダーカット付きの形状です。

従来の金型ではアンダーカット形状は「スライド」となります。

その「スライド」をPlaQuickサービスでは「置きコマ」として対応可能にしております。

 

これまでにお客様から頂いた要望により実現した各種サービスをシリーズ化しました。

第5弾は【置きコマ】です。

 

可動側と固定側で抜けない箇所が「アンダーカット」です。

 

従来の金型では型開きに準じて自動的に動き抜ける構造が「スライド」です。

PlaQuick射出成形ではその「スライド」の代わりが「置きコマ」になります。

「置きコマ」にも「スライド」と同じようにパーティングラインが発生します。

 

 

動画は成形品から「置きコマ」を取り出す工程です。

 

■特徴

 -スピード   スライド部を置きコマにした分、金型構造がシンプルになりスピードアップに繋がりました。

 -PL    コマ割りなどによる割り線が付きます。

 -仕様    見積りと同時に仕様書を提出します。

 

■懸念事項

 -成形  置きコマの取り扱いが手動なので成形サイクルが長くなり成形費に影響します。

 -数   1ショット毎に手動で置きコマを扱うので大量生産には不向きです。

 -スーパーエンプラ  1ショット毎に手動で置きコマを取り扱うので高い金型温度で成形する樹脂には不向きです。

 

置きコマの製作も3Dデータに沿って加工します。

よって成形後の成形品は「スライド」の場合と同じ形状であがります。

量産に限りなく近い試作をPlaQuickサービスは担っております。

 

ご興味ございましたら簡易見積りをご利用ください。

お待ちしております。

https://www.plaquick.com/estimate

2020.08.04

PlaQuick編集部 

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