【測定】
【PlaQuickにおける測定】
プラスチックの成型過程において、寸法測定は品質管理の重要なプロセスの一つです。
PlaQuickではお客様のニーズに応じて、オプションサービスとして寸法測定を行っています。
本記事では測定の基本とPlaQuickの測定に対する考え方についてご紹介していきます。
測定とは
測定とは、一般的に成形品や加工品の寸法を測り、図面で指定された内容に適しているかどうかを確認する工程の事になります。
測定の定義として大きく2種類があります。重要な箇所のみを測定する「重要寸法測定」と、製品のすべての寸法を測定する「全箇所測定」です。
PlaQuickでは上記いずれの測定方法も対応可能ですが、いずれもオプションサービスとして行っているため有償となります。

PlaQuickの測定に対する考え方
PlaQuickの測定は、樹脂の収縮率を考慮した3Dデータをもとに、成形品がどのように仕上がるかを重視しております。
よって、成形品が寸法公差内に収まっているかの確認を行うものではありません。
そのため、PlaQuickが実施する測定は寸法精度を保証するものではありませんのでご注意ください。
設計者が作成した3Dデータがどのような寸法の成形品で出来上がってくるかを短納期で把握することができ、
実際の使用環境での勘合や動き、さらに機能・性能が満たされるかを早期に確認することができるというメリットがあります。
※PlaQuickでは2.5次元の測定機を使用して、ご共有いただいた図面に記載された寸法を測定いたします。
PlaQuickでの測定について
測定には図面が必要になります。ご注文の際に、3Ⅾデータと合わせてご支給ください。
おおよその費用の目安として、
・「重要寸法測定」の場合は10,000円~
・「全箇所測定」の場合は30,000円~ になります。
基本的にはN1での測定ですが、複数個の測定も可能です。費用はその分発生します。
測定における精度要求が極端に高い場合はPlaQuickでは対応できかねるケースもございます。
PlaQuickの事業はあくまで早期評価の目的の【試作】となっており、【量産】とは考え方が異なります。
さいごに
短納期アイテムへのサポートをPlaQuick射出成形サービスは担っております。
ご不明な点等ございましたら、サイト内「お問い合わせ」より、お気軽にお問い合わせください。
担当営業より改めてご連絡差し上げます。
また、ご興味ございましたら以下の簡易見積りをご利用ください。